住宅ローンを支払うために。
住宅ローンを支払うために、生きているようなものだ。60歳を超えたころに、もうひとつの重荷が待ち受けている。40代に建てた住宅が、耐用年数が過ぎ、建て替えの時期を迎えるのだ。日本の住宅の平均寿命は13年といわれておるが。40歳で家を建てると、62歳ごろに耐用年数が切れ、建て替えねばならないことになる。ようやくローンの支払いの終わりが見えてきたと思ったら、また家の建て替えのカネを用意しなければならない。これでは、家よりも前に、生身の人間のほうが長期加重負担のため、耐用年数が切れて、ガタガタになってしまう。先進各国のなかで、住宅を取得するために勤労者にこれほどの苦痛を強いる国は、日本以外にどこにもない。アメリカ人は平均して28歳で家を持つ。そして、夫婦だけの生活から子供の誕生、子供の成長・結婚、老後の生活など、それぞれの人生の局面に合わせて、平均6軒の家を移り住むのが一般的だ。それに比して、日本人は40歳にして家づくりに挑戦、それが最初にして最後、家を建てること自体が人生の最大の目的と化しているのが現実だ。古来、「40にして惑わず」といわれ、40歳は不惑の年代としてきた。
タワーマンション 大阪ってすごいですよね。夜景、半端ないです